金融危機の「構造」はなぜ事前にはわからないのか?
本日の日経新聞朝刊「経済教室」欄に載っていた、藤井眞理子東京大学教授の論文「再考 金融危機の真因(上) 再証券化リスク拡大招く」に書いてあったURLの先にあった、藤井眞理子教授(他)の論文のpdfファイルのURL。(メモ)
証券化と金融危機?ABS CDOのリスク特性とその評価(PDF:1,376K)
複雑な数式がたくさん出て来ますが、結果として導出されている図は、(複雑な数式がわからないと理解できないというようなものではなく)、直感的に考えてもすんなりイメージできるものなのではないかとも思います。
この論文の主張でもあると思いますし、週刊isologue(第2号)「AIGの経営危機のディープな記録とその示唆」にも書かせていただいたんですが、
問題は、こういう「後知恵では『あたりまえじゃん』というたぐいの話」に対して、なぜ事前には誰も(有効に)ツッコめなかったのか、ということではないかと思いますし、その構造を明らかにし、そうした構造に対する対策を考えることは非常に大切ではないかと思います。
「変化の激しい世の中では、神ならぬ人間が、事前にこうした『システマティック』(またはシステミック)なリスクを必ず見抜けるようなアルゴリズム(マネジメントあるいはコントロール)は存在しないんだよ。」
ということなのかどうかも含め。
(ではまた。)
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曇りのち…, 磯崎哲也事務所
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